不幸にも交通事故に遭われた場合，依頼するかどうかは別として，出来るだけ早く弁護士に相談することをお勧めします。もちろん，怪我が酷く入院していて動けない等の理由ですぐに相談できないということもあるかと思いますが，ある程度落ち着いた段階で，早めに相談してください。
保険会社の対応や通院頻度等，事故直後のあなたの対応が，後遺障害の認定ひいては最終的な示談金額を左右することも少なくありません。
専門家である弁護士のアドバイスを受けて，適切な対応をとるよう心がけてください。
なお，弁護士が相手方の保険会社と本格的に交渉を行うのは，あなたが症状固定となった後ですので，弁護士への依頼を考えているのであれば，遅くともその段階までに依頼することをお勧めします。
弁護士に依頼するとなると，弁護士費用が気になると思います。
まずはご自身やご家族の自動車保険に弁護士費用特約が付いていないか，確認してみてください。もし付いているのであれば，弁護士費用特約を利用すると，３００万円までの弁護士費用はあなたの自動車保険から支払われますので，金銭的な負担を気にしなくて済みます。
多くの方にとって，交通事故は初めて経験することだと思います。右も左もわからず，これからどうしたらいいのか全くわからないという不安は，弁護士にご依頼いただくことによって解消することができます。あなたの状況に応じて，これからどうすればいいのか，専門家である弁護士が的確にアドバイスさせていただきます。
また，弁護士にご依頼いただくことで，煩わしい相手方保険会社とのやりとりから解放され，お怪我の治療に専念していただくことができます。
